About mont
山からの恵みが循環し、巡る。
火と静寂が生まれる場所。
About雪を抱く山々に囲まれた野沢温泉。
その大地にはブナの森が息づき、天からの恵みである水を静かに貯えています。
山を覆う雪は溶け、やがて温泉となって地上へと還ります。
ブナの木々は、冬の道祖神祭りにおいて、火を灯すやぐらとなります。
山からの恵みが水を生み、
同じ恵みが火を灯します。
すべては巡り、やがて森へと戻っていきます。
築百年の建物を再生した宿、montは、
その循環の中に生まれました。
火のぬくもりと雪の静けさ、
水と木の香に包まれながら、
人と自然が再びひとつになる時間を、ここで紡いでいます。
山の恵みと共存する、
村の暮らし
Culture火を灯し、湯を分かち、恵みを分かち合う。
この村は、山からの恵みとともに息づいてきました。
湧き出る湯は皆で使われ、13の外湯として村人の手によって守られてきました。
山からは山菜や野沢菜がもたらされ、
季節の味として、静かに分け合われてきました。
豊作や無事を願う想いは祈りとなり、祭りへと姿を変えます。
準備に手を貸し、火を囲み、人は結ばれていきます。
秋の湯澤神社例祭、冬の道祖神の火祭り。
自然と共にあり、恵みを共有する暮らしが、
いまもこの村に続いています。
水が育む、野沢の自然
Nature雪や雨は、ブナの原生林に舞い落ち、
およそ五十年という時をかけて大地に沁み込みます。
そうして水となり、湯となって、地表へと湧き出る。
冬、人は雪の上を滑り、
そのあとで湯に身をあずける。
夏には、森の道を歩き、
北竜湖の水面へと向かい、静かに水と交わる。
冷えた身体をあたためる時間も、
湖の上で過ごすひとときも、
すべては水の恵みの延長にあります。